最近スーパーで見かけるようになった「新ショウガ」。5月から10月にかけてが「新ショウガ」の旬になります。特に6月ごろに出回る「新ショウガ」は、柔らかくみずみずしいのが特徴で、香りが豊かで辛味が少ないため、生食や漬物に適しています。お手ごろなサイズの新ショウガを見つけたので、新ショウガの甘酢漬けの作り方を紹介します。
甘酢漬けの作り方
（作り方）
- 新ショウガを薄くスライスします。
- 沸騰したお湯で、色が少し白くなるまで湯がきます。
- 流水に流します。
- 水気を切ったショウガを清潔な瓶に入れます。
- 甘酢を合わせます。
（割合の目安）酢（米酢やリンゴ酢など）：1カップ、砂糖：1/2カップ、塩：小さじ1/2、水：1/2カップ
これらの割合は目安なので、自分の好みに合わせて微調整してください。※時間のないときは、市販の合わせ酢を使うと便利です。 - ４の保存用の瓶に５の合わせ酢を入れます。
- 冷蔵庫で保存し、数日後に食べ頃になります。
とてもきれいなピンク色に染まりました！おいしそう
新ショウガを使った子供も喜ぶレシピ
小さな子供さんも喜ぶ簡単なレシピとして、新ショウガの甘酢漬けを使った「新ショウガの甘酢炒め」をご紹介します。
（材料）
- 新ショウガの甘酢漬け：適量
- 鶏もも肉または豚肉：300g（適当な大きさに切る）
- にんにく：2片分（みじん切り）
- 野菜（人参、ピーマン、赤パプリカなど）：適量（ざく切り）
- 醤油：大さじ2
- 砂糖：小さじ1
- 酒：大さじ1
- サラダ油：大さじ1
作り方:
- フライパンにサラダ油を熱し、にんにくと新ショウガの甘酢漬けを香りが出るまで炒めます。
- 鶏肉または豚肉を加えて炒め、色が変わるまで調理します。
- 野菜を加えてさっと炒めます。
- 醤油、砂糖、酒を加えて全体に味をなじませます。
- 器に盛り付けて完成です。
このレシピは、甘酢漬けの新ショウガの爽やかな甘酸っぱさが、子供にも人気です。食べやすく、ご飯やパンとの相性も良いので、お子さんが喜ぶこと間違いなしです。
新ショウガは保存性が高くないため、できるだけ早く使い切るのがベストです。旬の時期に新鮮な新ショウガを楽しんでください。
新ショウガの効能とは
新ショウガには、さまざまな健康効果があります。以下に、その主な効能をわかりやすくまとめました。
消化促進
新ショウガには消化を助ける成分が含まれており、胃腸の働きを活発にして食欲を増進させます。これにより、消化不良や胃もたれを改善する効果があります。
抗炎症作用
新ショウガに含まれるジンゲロールという成分には、炎症を抑える効果があります。これにより、関節炎や筋肉痛の緩和に役立ちます。
抗酸化作用
新ショウガは強力な抗酸化作用を持ち、体内のフリーラジカルを中和して細胞の老化を防ぎます。これにより、免疫力を高め、病気に対する抵抗力を強化します。
抗菌・抗ウイルス作用
ジンゲロールやショウガオールといった成分は、抗菌作用や抗ウイルス作用があります。これにより、風邪やインフルエンザの予防に効果的です。
血行促進
新ショウガは血行を促進し、体を温める効果があります。これにより、冷え性の改善や血液循環の向上に役立ちます。
鎮痛作用
新ショウガには自然の鎮痛作用があり、頭痛や月経痛の緩和に効果があります。また、筋肉の緊張を和らげる効果もあります。
血糖値のコントロール
一部の研究によれば、新ショウガは血糖値をコントロールするのに役立つ可能性があります。これにより、糖尿病の管理に貢献することが期待されます。
コレステロールの低下
新ショウガは血中のコレステロールレベルを下げる効果があるとされています。これにより、心臓病や動脈硬化のリスクを減少させることができます。
悪心・嘔吐の予防
新ショウガは乗り物酔いや妊娠中のつわり、化学療法による悪心や嘔吐を和らげる効果があります。
免疫力向上
新ショウガに含まれる多くの有効成分が、免疫力を高め、感染症に対する抵抗力を強化します。
新ショウガはこれらの健康効果を持つため、日常の食事に取り入れることで、全身の健康をサポートすることができます。食事に少しずつ取り入れるだけでも、健康維持に大いに役立ちます。
