明けましておめでとうございます。新年にふさわしい清々しい朝を迎えることができました。お家でゆっくりと朝祝いを終えた後には、ゆっくり親戚のお宅へあいさつ回りに伺うことが我が家の定番となっています。
そこで、子どもたちにとって新年の楽しみの一つである「お年玉」について、2025年のお年玉事情を詳しく調べてみました。
お年玉の相場は・・・
お年玉の金額は、受け取る子どもさんの年齢や関係性によって異なりますが、一般的な相場は以下の金額が多いそうです。
未就学児 | 1,000円以下 |
小学校低学年 | 1,000円~3,000円 |
小学校高学年 | 3,000円~5,000円 |
中学生 | 5,000円~10,000円 |
高校生以上 | 10,000円以上 |
小学生の場合、学年に応じて金額を設定する方も多く、例えば「学年×1,000円」の方式でお年玉をされている方もいらっしゃるようですね。
また甥っこさんや姪っこさに渡す場合は、小学校に上がってからお年玉を渡すことが一般的のようですが、普段のお付き合いの状況で変わってくるのではないかと思います。
また気になる大学生ですが、我が家の大学4年生は、有難いことに「まだ学生さんだからね」とお年玉をいただいています。すでに成人しているのに申し訳ない気持ちでいっぱいですが、ありがたくいただいている状況です。
お年玉の渡し方のマナー
お年玉を渡す際のマナーについて、以下のポイントに注意してみましょう。
- ポチ袋の使用:お年玉は専用のポチ袋に入れて渡すのが一般的です。千代紙などを使って手作りの袋を使われると、より温かみを感じさせることができます。
- 新札の準備:新しいお札は、気持ちを込めて渡すという意味があり、受け取る側にも良い印象を与えます。
- 金額の設定:相場を参考にしつつ、相手の年齢や関係性に応じた金額を設定することが大切です。
- 渡すタイミング:新年の挨拶をした後に渡すのが一般的です。「これからも元気に頑張ってね」と一言声をかけてあげるといいですね。
もちろんお年玉をいただいた方も、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたいものです。
お年玉の文化的背景とは・・・
日本の伝統的な年始の習慣に由来しています。
元々は年神様からの贈り物とされ、目上の人が目下の人に配る形で行われてきたそうです。江戸時代には商家が奉公人に現金を渡す習慣があり、昭和30年代からは一般家庭でも広まるようになったといわれています。
お年玉は学びのひとつ
お年玉は、子どもさんにとって新年で一番の楽しみの一つではないでしょうか。
お年玉は、単なる金銭的な贈り物ではなく、子どもさんにとっては金銭感覚を学ぶ良い機会でもあるといわれています。
小さいころから、お金の大切さやお金の使いみちや貯金などご両親と相談することで、将来的な金銭管理の基礎を学ぶ機会になるのではないでしょうか。
最近の子どもさんの多くは、堅実的で貯金を選ぶ傾向にあるそうです。
2025年のトレンド
キャッシュレス決済が進む中で、現金以外の形でお年玉を渡すケースも増えると予想されているそうです。例えば、電子マネーやギフトカードがあげられます。また最近の調査によると、約3割の子どもさんたちがキャッシュレス決済を希望しているそうです。
この内容にちょっと驚きであり、どうも抵抗を感じますが、若い世代の方には画期的な方法なのかもしれませんね。現金で渡すことが主流である時代から、今後はこの傾向がどのように変化していくのか気になるところです。
まとめ
2025年のお年玉事情は、金額の相場や渡し方、文化的背景など多岐にわたります。
新年を迎えるにあたり、これらの情報を参考にしていただいて、お年玉の準備をしていただければと思います。